角田講師インタビューその6|研修に取り組むうえで大切な志とは?
生産革新プロフェッショナルコース講師の角田賢司さん(日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント)にお話を伺いました。日本能率協会の勝田健太郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
研修に取り組むうえで大切な志とは?
勝田
最後に、これからこの「生産革新プロフェッショナルコース」に取り組もう、参加してみようと思われている方へのメッセージをお願いします。
角田
どういう動機があって研修に取り組まれるのかということを考えていたのですけれど、例えば、現場の改革や、工場のコストダウンといったミッションを与えられている、自分でやらなければならない責任が与えられている方にこの研修を受けてもらえると、実践に役立つスキルや行動の仕方などを身につけていただけると思いますので、現場を改善していかなければならないと感じておられる方には是非受けてほしいなと思います。
中には会社からの命令で受講されるというケースもありまして、そうした後ろ向きの気持ちで来られている方でも、先程もありました、異業種交流で刺激を受けられるということもありますし、製造現場のことだけに限らず、幅広い領域の話も聞けますので、研修の中から、自分で何を身につけて、生かしていくのかということを考えていただけると思います。
こういうことをやっていったら良くなるのではないかというような“気づき”がたくさんあるのではないかと思います。
上から行って来いと言われて、はっきりとした目的がなく参加してしまったとしても、自分で目的を見つけられるだけのカリキュラムの幅と時間、異業種交流といった刺激もありますので、そういう意味では、実際に参加されて、どう自分に生かそうかと考えてもらっても有効だと思います。
いずれにしろ、製造現場を変えて、会社をどんどん元気にしてもらって、日本の製造業が盛り上がるといいなと思っています。
勝田
製造現場を変えたいという志があれば大丈夫だということでしょうか。
角田
そうですね。
ただやはり、参加者の方には、ベースの知識は持っていてほしいなと思います。
我々は、IEはもう知っているという前提でいきなり話を進めてしまいますので、できればIEですとか、生産管理、品質管理といったベーシックな技術をある程度身につけられていて、また実践もされているという方に来ていただいたほうが、大きな視野からの課題解決や、現場をどう変えていこうかといったことにつなげられると思います。
勝田
本日は、ありがとうございました。
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