角田講師インタビューその4|研修から得られる大きな刺激とは?
生産革新プロフェッショナルコース講師の角田賢司さん(日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント)にお話を伺いました。日本能率協会の勝田健太郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
研修から得られる大きな刺激とは?
勝田
受講後のアンケートや、受講された方とお話をさせていただいた時に、社内での立場や役割もまったく違う、いろいろな業種の人が参加されているので、非常に刺激になっているというお声をよく聞くのですが、講師の方から見て、受講者の皆さんの様子はどのように映っていますか。
角田
このコースに限らず、公開研修の一番いいところは、さまざまな企業や業種の方々が集まって学ぶということだと思っていますので、そういう意味ではほかの研修と同様、異業種交流もできると思います。
さらにこの研修では、そういう方たちと長い時間にわたってグループワークを行いますので、より密度の濃い異業種交流ができますし、たぶん今までもされていたと思いますけれども、研修が終わってからも連絡を取り合うような仲になられる方もいらっしゃいます。
ほかの会社で働く人の悩みや、よその会社での取り組みも聞けたりしますので、大変多くの刺激が受けられる研修だと思いますね。
勝田
コースは全部で10単位ありますが、そのうちの半分ぐらいはチームでの活動になりますよね。
今回の受講者の方々も、人見知りというのではないですけれど、やはり研修の最初のほうでは、当たり障りのない感じもしたのですけれど、徐々にワイワイ、ガヤガヤとした雰囲気になっていきましたね。
角田
我々からも積極的に異業種交流をしてくださいといった働きかけをしていますし、研修の1日目にセットしていただいている懇親会も含めて、コースの中にはそうなっていくような仕掛けが組み込まれています。
2日目以降は、比較的勝手に異業種交流が進んでいくという感じになりますので、こちらからの働きかけはそれほど必要ではなくなりますね。
勝田
研修は交流の場でもあるということですね。
角田
そうだと思います。
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