日廣薬品 インタビューその4:会社経営者が生産革新プロフェッショナルコース選んだ「2つの理由」と「受講の違和感」は?

日廣薬品株式会社 代表取締役 金尾 元信様に、
「生産革新プロフェッショナルコース」の受講背景や、受講後の感想についてお伺いしました

※2021年12月開講受講、IE士
※所属・役職は2022年3月14日当時のもの、以下敬称略

会社経営者が生産革新プロフェッショナルコース選んだ「2つの理由」と「受講の違和感」は?

金尾
MBAでは足りない部分を実感し、ものづくりを学びたいと強く思ったところから色々と探しはじめ、経営工学という分野があることをまず知りました。それを学べる大学や大学院を調べ、実際に今、少しずつですが、受験勉強もしています。

吉田
技術版MBAと言われるMOTですね。

金尾
そうです。MOTも一つの選択肢ですし、経営工学系の大学や大学院も選択肢です。ただ文系の経営学科出身の私にとってその道のりは非常に遠く、今の私はコツコツと英語と数学の勉強を始めているレベルです。こうした状態の中、もう少し入りやすい入口はないかと色々と探し、出会ったのがこの「日本能率協会さんの生産革新プロフェッショナルコース」でした。網羅的にIEを学べ、かつ相応の負荷があるところが決め手となりました。

吉田
相応の負荷とは?

金尾
1日だけの研修では学ぶためには全然足りません。ある程度の負荷が必要です。その点からも今回の研修は広さと負荷の両面を兼ね備えていました。
実は、本社メンバーや工場研究所の管理職クラスには私が受けたMBAの科目の中から初級編を受講してもらっています。工場長をはじめとする工場メンバーにもIEの勉強をして欲しいと思っているのですが、やったことのない人からやれと言われてやらされるのは誰でも嫌ですよね。なので、まずは私が先陣を切って経験し、良かったら次へ、次へと繋げていきたいのです。

吉田
確かに、自分が受けてないのに人に受けさせるのか、と言った反応があるのは聞いたりします。ただ、金尾さんが受けているので、社長が受けたのですから「受けたくない」とは言いづらいですよね。

金尾
さらに「出会える人」も財産となると思ったからです。それなりの覚悟が要る研修にはそれなりの覚悟を持った人が集まります。そうした場所で出会える人は非常に貴重です。受講後も数回、受講生同士で既に会わせていただいています。

吉田
受講生同士の交流に発展しているのですね。

金尾
はい。単日講習ではこのような関係性は作りにくいですよね。「IE、ものづくりを広く網羅的に学べる」、かつ「相応の負荷がある」、そして「人との出会いがある」この3つが私には非常にフィットし受講を決めました。

吉田
ありがとうございます。

金尾
研修の場では、大企業の幹部も若い方も立場としては同じで、利害関係なくフラットに話せます。「何歳になっても学ぶぞ」という心意気ある大先輩や、「そんなに若いのにこんな講習に参加するとは、なんと意識が高いのか」といった方々に出会えることは、研修内容以上に魅力を感じます。

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