グローブライド インタビューその6:「マネジメント側に育てたいと思った方にお勧めしたい」研修
グローブライド株式会社 フィッシング生産本部 ロッド製造部 副部長 大津 武則様に、「生産革新プロフェッショナルコース」の受講背景や、受講後の感想についてお伺いしました
※2021年10月開講受講、IE士
※所属・役職は2022年1月26日当時のもの、以下敬称略
「マネジメント側に育てたいと思った方にお勧めしたい」研修
吉田
どのような方に受講の検討を推奨したいか、ご意見をお聞かせいただけますか?
大津
課長になる前の方が良いと思います。
昇格試験の前に組み込むなど、会社として「マネジメント側に育てたい」と思った人材への活用をお勧めします。
特に製造に近い方で、これからマネジメントに取り組もうとする「マネージャー候補」の方に受けてもらいたい研修だと自身の受講を通じて実感しました。
吉田
このコースの合格が社内の昇格試験への切符になるような使い方ですね。
大津
また「受講してみてどう思ったか」は聞いてみたいですね。
こうした研修や試験は、与えてもらったチャンスや周りからの期待に対してどう応えようとしたかという「気持ち」や「覚悟」のほうが大切だと思います。
それが感じられなかったら、マネージャーとしては無理なのかな、早いのかなという気がします。
テストの内容よりも、講義の受け方次第で価値観や、自身、覚悟など全く変わると思うんですよね。
結局その人自身が、本音の部分や意識を変えられなかったら、何年受けても合格への道のりは遠くなると思います。
吉田
研修を通して、本人が視野を広め、視座を高められるか、それに気づけるかどうかですね。
大津
そうだと思います。さらに言えば、会社が用意したからではなく、自ら志願してきてほしいですね。
志願したからには勉強して、会社にも返していきたいという気概で向き合ってほしい。
きっかけは会社だった場合でも、「こういうことが学べるな」と積極的に臨んでもらいたいと思います。
吉田
その姿勢が自らのキャリアにも大きく影響するということですね。
大津
人材育成の分岐点でこのコースを活用し、受講の姿勢や結果を見たうえで、これから専門職として社内コンサルや教育係として活躍してもらうのか、現場でQCの牽引者となるのか、俯瞰したマネジメントの立場に就いてもらうのかといった方向性を決めても良いと思います。
勉強の内容が幅広い本コースだからこそ、こうしたキャリアプラン策定の一助になると思います。
吉田
本日はありがとうございました。
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