日立建機 インタビュー2:座学に留まらない「実技演習」や「異業種交流」に“意義”あり!

日立建機株式会社 生産・調達本部 生産技術統括部 組立・塗装技術部 組立グループ 主任
澤田 享兵 様に、「生産革新プロフェッショナルコース」受講の背景やご活用についてお伺いしました。

(※以降敬称略、所属・役職は2024年1月23日時点)

座学に留まらない「実技演習」や「異業種交流」に“意義”あり!

国部:
どのようなきっかけで「生産革新プロフェッショナルコース」を知りましたか?

澤田:
受信したメールマガジンを見て興味を持ち応募しました。

国部:
他の様々な研修と比較し、当コースに参加いただいた決め手はどこにありましたか?

澤田:
一番の決め手は「IE士」の資格が取得できる点です。
また自身のIE理解度を測るうえでも有効だと感じました。IEについて分かっている部分とそうでない部分を明確にするうえで、あまり基礎的な研修では効果が見込めないと思い、比較的レベルの高い研修として当コースを選びました。

国部:
受講にあたって何か障壁はありましたか?

澤田:
幸いにありませんでした。弊社には様々な研修を告知し、受講を促し、費用的にバックアップする体制があります。自ら手を挙げ、各部門で研修予算を申請し、承認されれば誰でも受講できます。ただ、しっかりと受講できるように自身の業務スケジュールを調整してから申し込みました。

国部:
実際に受講した率直な感想も是非お聞かせください。

澤田:
受講して一番良かったのは座学に留まらず演習の実技試験があったり、他社の方との交流が持てた点です。互いに会社の現状や課題を共有し意見交換する場があったのは非常に有意義でした。
内容的に高度な話し合いが多いため、願わくばオンラインでの討議に加えてもっと直接会って話したかったと感じるほど充実していました。

国部:
受講者間の相互交流に魅力を感じていただけたのですね。

澤田:
講義時間外でも、例えばメールで宿題の進捗状況を確認したり情報交換したりなど、もっとコミュニケーションが図れていたら一層良かったとも思います。

国部:
参考になるご意見、ありがとうございます。

澤田:
各社で扱う製品は全く違っても、こと現場改善の課題や悩みにおいてはかなり似ていた点が興味深かったですね。一方、対策内容は各社で異なり、打ち手がなく困っているケースの相談もあれば、タイプの違う対策の提示もあり刺激になりました。
もし今後また各社の課題を持ち寄り、解決方策を議論し交流する場があったら是非参加したいですね。

国部:
他社との共通点や相違点を知る。ここに意義を見出してくださったのですね。

澤田:
今まで知らなかった他社の世界展開や海外への改善支援の実情を知り、非常に勉強になりました。重要な部品を世界へ供給し、改善活動にも注力する姿に心打たれました。
また、同じ日立系列ご出身の方の改善における経験と知見の深さには極めて感銘を受けました。連帯感も感じ、ひいては日本の未来にも資する存在と活躍にとても勇気づけられました。

国部:
逆に澤田さんのお姿やご意見を参考にし、澤田さんから刺激を受けた方も多かったと感じています。

澤田:
ありがとうございます。

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