川重冷熱工業インタビューその3:withコロナ禍での異業種交流の価値とは?
川重冷熱工業株式会社 生産総括室 工務部 部長 高原 隆治様に、
「生産革新プロフェッショナルコース」の受講背景や、受講後の感想についてお伺いしました
※2021年12月開講受講、IE士
※所属・役職は2022年3月2日当時のもの、以下敬称略
withコロナ禍での異業種交流の価値とは?
吉田
異業種でも色々な刺激や気づきがあったのですね。他社との違い、という点ではいかがでしたか?
高原
違いということではないのですが、弊社でもある程度はできていると思っていた実績把握が「他社と比べて十分ではない」ことが分かりました。このため、問題が生じた時に「原因が何なのか、何を改善すべきなのか」の追求が不十分になっているのではないか、と感じました。
実績把握を行う上では「何を目的にどういうデータを取るのか?どういうやり方ならデータが集まるのか?」が課題になると思いますが、講義内容や他社事例は大変参考になり、「一度弊社でもやってみよう」と考えている項目もあります。
吉田
受講者に設備メーカーさんもいらっしゃいましたが、恐らく御社と生産に対する考えが似ているような印象を受けたのですが、いかがでしたか?
高原
近いところがあり、似た考え方でモノづくりを行っておられるという印象です。話を聞いていて「そうそう」「あるある」というところがありました。
吉田
ありがとうございます。一方で講師とのディスカッションはいかがでしたか?
高原
講師の皆さんは、質問したことに分かりやすく、丁寧に答えていただけたので、大変良かったです。
特に角田講師は、まず困っている所や悩んでいる所の、我々の気持ちの部分を理解してあげようという気持ちをすごく感じました。
私が相談や質問すると「そうですよね、それって大変ですよね」と、まずは私の悩みや課題感に寄り添って、アドバイスをいただける…、それが講師の話の受け入れやすさに繋がって、理解しやすさにも繋がっていました。
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