川重冷熱工業インタビューその1:受講前の課題感「このままでは勝てるモノづくりができない」・・・とは?
川重冷熱工業株式会社 生産総括室 工務部 部長 高原 隆治様に、
「生産革新プロフェッショナルコース」の受講背景や、受講後の感想についてお伺いしました
※2021年12月開講受講、IE士
※所属・役職は2022年3月2日当時のもの、以下敬称略
受講前の課題感「このままでは勝てるモノづくりができない」・・・とは?
吉田
生産革新プロフェッショナルコースを受講する前に、御社ではどのような課題感があり、また当研修を知ったきっかけについて教えてください。
高原
「具体的に何が課題か?」ということは上手く表現できないのですが、3年前に設計部門から生産部門へ異動した際、生産部門としてスキルや生産性の底上げと改革を同時に行ない、組織を変えていかないと「今後、競争に勝てないだろう」という危機感を持ちました。
当然、どの企業でも色々なかたちで改革・改善に取り組まれていると思いますが、弊社では「こうすれば良い、ああすれば良い」というアイデアが出にくく、なかなか具体化できない状況でした。
それでも漠然と「このままだとダメだよね」「問題っていっぱいあるよね」ということだけは分かっていて…、それは“自分たちの知識、経験の中だけで考えようとしている“からであって、「世の中にはどんなアプローチがあるのか?他社はどのようなことをやっているのか?」ということを知らないと、アイデアも出てこないと考えました。
今回の生産革新プロフェッショナルコースは、日本能率協会からのメルマガでたまたま知りました。
その時に「こういうことをやっていかないといけない」と思い、受講後に展開してもらえそうな若い人たちに紹介しましたが、皆多忙で中々手を挙げる人が現れず、「それなら私がやる」ということで受講させてもらいました。
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